小松空港はフォトシーナリーや草を作っていました。

まずはフォトシーナリーで空港敷地の背景を作っています。
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フォトシーナリーや草を作ると、季節の変化をどうするか、ということを考えなくてはいけなくなります。
富山では11月から冬にしていたのですが、11月で雪景色になるのは少し早いか、という気がしたので、今回の小松の季節は
春:3~5月
夏:6~9月
秋:10~11月
冬:12~2月
とすることにしました。
富山と季節が違ってしまっているのが少し気になりますが。。

富山の時と同様に小松の周辺も、デフォルトでは冬になっても雪景色にならないようなので、季節の設定を変更しています。
やり方は富山の時と同じで、12~2月をWinterではなく、Hard Winterに設定することで空港の周辺も雪景色になるようにしています。

デフォルトのままだと、冬の表示はこのようになっていますが、
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季節を変更することで、このようになりました。
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続いて草を配置しています。
草についてはいつもの通りの3D Grassを配置しています。
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ただ、3D Grassを配置すると問題が発生しました。
なぜか、グランドポリゴンがちらつくようになってしまいました。
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これについては原因がよくわかっていないのですが、今回はかなりたくさんのレイヤーを重ねていますので、そういうことが関係しているのかもしれません。
3D Grassもグランドポリゴンとして配置していますので、配置レイヤーをいろいろ変えたりして試してみたところ、なぜか3D Grassのレイヤーを16にするとちらつきがなくなりました。
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今回はこのレイヤー構成にすることにしますが、レイヤー16は一部アスファルトのグランドポリゴンも同じレイヤーを使っていて、問題が発生する可能性があります。

私が試したところでは、特に問題はないようだったのですが、環境によっては問題が発生するということもありそうなので、問題が発生する場合は、草のBGLファイルを抜いて使ってもらうことになるかもしれません。

今回草について、普段とは違うこのようなタイプの草も試してみたりしました。
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このタイプの草、なかなかいい具合に見えるようにするのが難しいです。
あと、少し高い位置からみると、全然リアルな草に見えなくなったりするので、扱いが難しいと感じました。
もう少しうまく見えるようにできれば、今後のシーナリーで導入するかもしれません。

今回ついでにもう一つ試してみたことがあります。
小松は雪国で、SODEを使えば特定の時期だけにオブジェクトを出現させることができる、ということで、積もった雪を3Dで作って配置してみました。
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ちょっとわかりにくいですが、積もった雪に高さがあるのがわかりますでしょうか?

ただ、この3Dの雪にも問題がありまして、今回はこの雪は見送る予定です。

問題の一つ目ですが、FSXではPAPIが表示されなくなります。
FSXでは、PAPIやエフェクトの光が3Dオブジェクトと重なっていると、なぜか表示されなくなる問題があります。
P3Dではこの問題は解消されているようです。

もう一つの問題が、少し離れたところから見たときに、格納庫の屋根などにちらつきが発生します。
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このちらつきはP3Dのほうが大きく出る印象があります。
これについては、雪をもう少し厚くすれば低減できるかと思いますが、距離が離れれば同じことになりますし、あまり雪が多くても不自然になりそうな気がしています。

そんなわけで、この3Dの雪は、今回は見送りますが、何かいい方法があれば今後アップデートなどで対応する可能性もあります。

ターミナルの屋根の上などにも雪が積もるのは、悪くないと思うんですけどね。
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フォトシーナリー・草ができましたので、次は木などの植物を配置していく予定です。

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