Blenderを試用中 & 大分空港の製作着手

投稿者: scherzo002

ここ数日新たな3DモデリングツールとしてBlenderを試していました。

gmaxは結構不具合もあったりして、トラブルも結構多いのです。
Windows 10ではMaterial Navigatorが起動しなくなったりさらにトラブルが増える感じがします。
こういうこともあって、ほかのモデリングツールも検討したほうがいいかなと思っていて、Blenderを試してみることにしました。

FSX向けだとSketchUpを使っている人が多い印象がありますが、私はBlenderをチョイスしました。
理由は、Blenderは完全フリーにもかかわらず、結構高機能でプロ用途でも注目されているというということもありますが、Blender to FSX ToolsetというのがFsdeveloperで公開されているということが大きいです。
Blender to FSX ToolsetをBlenderにインストールすると、BlenderでFSX独特の設定ができたり、Blenderから直接FSXのMDLファイルを出力できるようになるのです。 read more

SODEによるオブジェクトの配置方法

投稿者: scherzo002

SODEの使い方やオブジェクトの配置方法などについて、今のところ日本語での情報は見つけられませんでしたので、書いておこうと思います。
需要があるかわかりませんが。。

SODEを使ったオブジェクトの配置方法はDeveloper Guideに書かれています。
Developer Guideだけではなかなかとっつきにくい感じがありますが、こちらのsimFlight.comの記事が参考になりました。
なお、現在Developer GuideはVersion 1.2.1ベースの情報のため少々古くなっているのですが、DownloadsページにあるSODE Migration GuideにV1.2.XからV1.3.Xの変更点が記載されています。
なお、この記事はV1.3.2の情報をベースに書いています。

それでは解説をしていきます。

SODEで配置するオブジェクトはSimObjectコンテナに格納して指定されたフォルダに配置しておく必要があります。
SimObjectを配置するフォルダはV1.3.Xでは下記のフォルダに変更になっています。
C:\ProgramData\12bPilot\SODE\SimObjects\

SimObjectコンテナのフォルダ構成は機体データのフォルダ構成とほぼ同様で、以下のようになります。

sim.cfgファイルでSimObjectのタイトルなどを定義しますが、タイトルはほかのオブジェクトと重複しないようにする必要があるため、’MyCompanyName_ProjectName_’ 等のような命名規則を決めておくことが推奨されています。

modelフォルダには以下のようにMDLファイルの他にmodel.cfgというファイルにMDLファイルのファイル名(拡張子は除く)を記載する必要があります。

model.cfgに列挙すれば複数のMDLファイルを配置することもできるのではないかと思います。(未確認)
あえて言うまでもありませんが、textureフォルダにはテクスチャファイルを入れておきます。音が不要であればsoundフォルダはなくてもOKです。

次のような感じでmodelフォルダやtextureフォルダを複数用意することもできます。
この辺はリペイントをされる方はおなじみなのではないでしょうか。

作成したSimObjectをどのようにFSXに出現させるかはXMLファイルに記述します。
XMLファイルの置き場所は
C:\ProgramData\12bPilot\SODE\SimObjects\xml\
です。
このフォルダもV1.3.Xで変更になっています。
ファイル名は何でもOKですが、当然重複は不可です。

XMLファイルの記述の例を以下に記載します。
この記述例は上記のsimFlight.comの記事にあったものですが、V1.3.Xで変更になっている部分を1か所だけ変更してあります。

<SODE> <!-- Data Probe serving its clients--> <SimObject Name="6666 Ranch"> <Placement Lat="33.640732504" Lon="-100.345903337" Alt="1775" Hdg="0.0"/> <Model SimTitle="12bPilot_SODE_Environmental_Data_Probe"> <EnvironmentalDataProbe ClientList="Wind Sock"/> </Model> </SimObject> <!-- Windspeed range dependent display of different model animations --> <!-- Wind Direction driven rotation --> <SimObject Name="Wind Sock"> <Placement Lat="33.640889849" Lon="-100.346381762" Alt="0#AGL" Hdg="0.0"/> <Model SimTitle="Windsock Slow"> <VariableDrivenRotation Variable="WindDirection" Axis="HEADING" Animated="No"/> <ConditionalVisibility Variable="WindSpeed" Value="0-14"/> </Model> <Model SimTitle="Windsock Medium Speed"> <VariableDrivenRotation Variable="WindDirection" Axis="HEADING" Animated="No"/> <ConditionalVisibility Variable="WindSpeed" Value="15-28"/> </Model> <Model SimTitle="Windsock Fast"> <VariableDrivenRotation Variable="WindDirection" Axis="HEADING" Animated="No"/> <ConditionalVisibility Variable="WindSpeed" Value="29-60"/> </Model> </SimObject> <!-- Triggerable Animation and Visibility user induced --> <SimObject Name="Animated Hangar 2"> <Placement Lat="33.638944660" Lon="-100.349746689" Alt="0#AGL" Hdg="108"/> <Model SimTitle="Hangar 2"> <TriggerableVisibility Input="TextMenu" Action="Show,Hide" VisibleOnLoad="Yes"/> <TriggerableAnimation Input="TextMenu" Action="Open,Close" StartKF="0" EndKF="100" Duration="4"> <Sound FileName="HangarDoor.wav" Loop="Yes" MinDistance="20" MaxDistance="800"/> </TriggerableAnimation> </Model> </SimObject> </SODE> read more

富山空港SODEバージョンの公開

投稿者: scherzo002

富山空港SODEバージョンを公開します。
おまけコーナーのページでダウンロードできます。

以下に導入方法や注意点などを記載しておきます。
Readmeファイルなどはついていませんので、このページを参考にインストールしてください。

まず、SODEのダウンロードとインストールが必要になります。
SODE本家サイトのダウンロードページからダウンロードしてください。
なお、SODEのV1.2.xとV1.3.xではいろいろと仕様が変わっていますので、V1.2.xを使用している場合はアップデートしないと動作しないと思われます。 read more

SODEを使って富山空港を改良

投稿者: scherzo002

SimObject Display Engine(SODE)を使って富山空港を改良していました。

SODEとは何かというと、SimObjectと呼ばれるオブジェクトを配置して表示するためのものなのですが、このSimObjectを気象条件などの条件によっていろいろな動作をさせることができるので、よりダイナミックな動作をするシーナリーを作ることができるようになります。

今回富山空港で改良した内容を紹介します。 read more

次回作予告

投稿者: scherzo002

そろそろ次回作の予告をしておこうと思います。

前にも書きましたが、次回作は大分空港を予定しています。

Oita tripさんの写真を利用させていただきました原典リンク
このファイルはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植ライセンスのもとに利用を許諾されています

現在写真を集めたりしているのですが、大方写真は集まってきています。
特に難しい個所があるような感じでもないので、ほぼ大分空港で決定です。 read more

テクノブレイン羽田2用Jetway公開

投稿者: scherzo002

テクノブレイン羽田空港2用のJetwayを公開しました。

羽田についてはやらないつもりだったのですが、ほとんど伊丹と同じタイプで、伊丹空港で作ったものを少し修正するだけでいけそうだったので、羽田用も作ってしまいました。

おまけコーナーのページでダウンロードできます。

導入方法などについては伊丹と同じです。
BGLファイルを全て入れ替えてください。
一応オリジナルはバックアップしておいたほうがいいかもしれません。 read more

高知空港・富山空港アップデート

投稿者: scherzo002

高知空港と富山空港をアップデートしました。

先日修正ファイルを公開したAI機のトラブルの対策を反映させただけなので、既に修正ファイルを適用している方はアップデートは不要です。

先日公開したBGL単体のものにつきましてもしばらく残しておくことにします。
なお、先日の高知空港の修正ではファイル名が間違っていたようなのでこっそり直しておきました。

高知空港 AFD修正ファイルの公開

投稿者: scherzo002

掲示板にAI機が離陸しない現象が高知でも発生しているという報告がありましたので、修正してアップしました。

ダウンロードはこちら

sceneryフォルダに同名のファイルがありますので、ダウンロードしたファイルと入れ替えてください。

高知はHOLD_SHORTは設置されているのに、何が問題なんだろうと思ったのですが、RWY32の入口に設置されていたILS_HOLD_SORTをHOLD_SORTに変更したところ離陸するようになったようです。
ILS_HOLD_SORTとHOLD_SORTの違いって一体何なんでしょう? read more

テクノブレイン伊丹空港用Jetway公開

投稿者: scherzo002

テクノブレイン伊丹空港用のJetwayを公開しました。
P3Dで使用すると、ボーディングブリッジのタイヤ部分がさかさまになって屋根の上に出現する現象が解消されます。

おまけコーナーのページでダウンロードできます。

インストールは4つのBGLファイルをオリジナルのものと入れ替えればOKです。
オリジナルのファイルは一応バックアップを取っておいたほうがいいかもしれません。 read more

富山空港 AFD修正ファイルの公開

投稿者: scherzo002

YS-15 さんよりHOLD_SHORTが設置されていないためにAI機に不具合が生じているとのご指摘がありました。

取り急ぎ修正してアップしました。

ダウンロードはこちら

sceneryフォルダに同名のファイルがありますので、ダウンロードしたファイルと入れ替えてください。

実は今日は少々体調を崩し気味で、こちらのファイルはほとんどテストできていません。

不具合などありましたらコメントにてご連絡ください。 read more