鹿児島空港 for MSFSのVer.0.70bを公開しました。
今回の修正内容としては、まず、前回のブログ記事で記載したエプロン照明を追加しています。
そのあとの修正として、誘導路の標識(誘導案内灯)を設置しました。
こちらの製作にあたり、実物のパネルのサイズを測ることができたため、実物に忠実なサイズで製作をしています。
ただし、奥行きはわからないので、奥行きは他の資料写真から類推しています。
鹿児島空港はスポットの入り口にも案内標識が設置されています。
夜は近くの地面が照らされるのは、今までのシーナリーと同様のしようとなっています。
この誘導案内灯を設置する際に、チャートを見ながら、どこに設置されているかを確認していたのですが、チャートを見たときに少し違和感が。。。
上の画像のT7の部分、誘導路あったっけ?
と思ってシーナリーを確認してみると、この場所に誘導路はありません。
Google Earthで最新の航空写真を確認してみると…
なんと、誘導路新設中のようでした。
ただし、完成後の実物の写真が入手できないので、マーキング等は想像で作っていて、正確ではないかもしれません。
とはいっても、あんまりこれ以外の表示は考えられなさそうな気がしますので、そこまで間違ってはいないかと思います。
次に、滑走路距離灯(Runway Distance Marker Light)を設置しました。
↓の数字で滑走路の残りの長さを知らせるやつです。
こちらの滑走路距離灯の製作にあたっては、防衛省かどこかにあった航空灯火機器仕様の資料に従って同じサイズでフォントを再現したりしてみました。
ただ、上の画像の3の場合だと、横方向の寸法が不明だったりして、データが不足していて、完全な再現としては不完全な部分があったり、できたものを見てみるとあんまり今までのシーナリーとの差がわからなかったりして、ここまで手間をかける必要はなかったんじゃないかと思っています。
滑走路距離灯は裏側もこだわってみましたが、わざわざ裏側は見ないですかね。
続いて、旋回灯(Circling Guidance Light)を設置しました。
旋回灯は滑走路16側に設置されています。
ここから先は細かすぎてほとんど違いはわからない修正になりますが、誘導路中心のライトがMSFS2024で使うとちらつきが発生していたので、修正しました。
こちらのライト、前述した空港灯火の仕様書を見ると、サイズが実物より小さめとなっていたため、サイズも修正したりしています。
ついでに、誘導路の入り口などに設置されている以下の画像のライトもサイズをミスっていることがわかっていたので、仕様書に合わせて修正しました。
上記画像のライトも実物を計測したりしていたのですが、iPhoneの計測アプリでの計測だと、誤差が発生していたようです。
iPhoneの計測アプリ、便利ではありますが、やっぱり誤差はありそうですかね。
以下の画像の滑走路両端のライトは、横方向のサイズはほぼ仕様通りだったので、そのままにしましたが、高さが少し高めになっているかと思っています。
このライト、高さを変更すると、Light Presetの再調整が必要になったりして少し面倒、というのも理由だったりします。
そのうち余裕ができたら修正するかもしれません。
また、MSFS2024で使用すると、空港内に木が生える現象への対策も行っています。
最後の修正ポイントとして、インストーラーを修正しました。
今回の修正で、MSFS2024へのインストールに対応しています。
なお、Steam版は所持していないため、Steam版へのインストールは動作検証が完全にはできていませんが、Steam版へのインストールも考慮して作成しています。
インストーラーについては、発行元の署名がないため、WindowsのSmartScreenでブロックされるかもしれません。
ブロックされた場合は、「詳細情報」をクリックすると、実行ボタンが表示されます。
ウィルススキャンを行っていますが、不安な方はご自身でもウィルススキャン等を行った上で実行してください。
前バージョンからのアップデートの場合は、バージョンをアンインストールしてからのインストールを推奨します。
更新版の鹿児島空港はこちらのページよりダウンロードできます。