小松空港の修正作業を行っていましたが、本日Ver.1.01を公開いたしました。
今回のアップデートでの修正内容を紹介します。
まず、滑走路の照明ですが、フォーラムにて、センターラインと接地帯は光らないのでは、とのご指摘がありましたので、滑走路の照明を修正しました。
ついでに霧など視程が低い状態でP3Dで滑走路の照明にちらつきが発生する問題についても対策を行いました。
秋田についてはこのちらつきについては対策済みです。
次の修正点ですが、今回修正するにあたり小松を飛び回っていたら、テクスチャがおかしなところが見つかりました。
どうやら、夜間テクスチャを間違ったファイルを割り当ててしまったようです。
小松の公開前にかなり確認はしているのですが、昼間のテクスチャは正しいので、不具合のあるのは夜のみで、かつ、この建物は基地のかなり端っこにあるので見落としてしまったようです。
次の修正点ですが、P3D v4ではP3Dのバージョンアップに伴い、エプロンの照明が正しく表示されなくなってしまっていました。
これについて修正を行い、P3D v4でもエプロンの照明の明かりが表示されるようになりました。
さらにP3D v4向けにDynamic Lightingのエフェクトを設置しました。
この不具合が発生していたのはP3D v4だけだったので、Dynamic Lightingだけでも良かったのではないか、という気もしましたが、FPS低下を避けるためDynamic Lightingは使用しない、という方も考慮しました。
あとは、秋田と同様にP3D向けにテクスチャをカスタマイズしました。
P3Dだと半透明のオブジェクトがFSXと比べてやたらと透明に見えてしまいます。
このためテクスチャのアルファチャンネルを調整して透明度を落としています。
次の修正点は見た目では変わりないのですが、基地側のエプロンにパーキングを増設しました。
見た目的には何も変わりませんが、AI機を導入している場合はこちらのパーキングにAI機が駐機するようにできます。
ただし、パーキングコードは設定していません。
あとは、秋田の時と同様にSODEオブジェクトを配置する高度をAGLから絶対高度に変更しました。
小松では、ハンガーの扉がこのように地面に潜り込む現象がよく発生していました。
一応SODEをReloadすることで解消できるのですが、この現象の対策として高度の設定方法を変更しています。
この対策が実際に効果があるのかまだ十分に検証できていないのですが、修正してからは今のところReloadしなくてもSODEのオブジェクトが地面に潜り込んだり宙に浮いたりといったことは発生していないように思います。
あとは、吹き流しを秋田と同様のタイプにし、インストーラー版は同梱のSODEを1.6.4にアップデートという秋田と同等の修正を行いました。
小松はあんまり修正項目はないと思っていたのですが、意外と盛沢山になりましたね。
秋田と同様にP3D向けのカスタマイズをしたり、Dynamic Lighting向けのファイルがあったりとするので、少々インストールが煩雑になってしまいます。
1.00インストール済の場合のアップデートのインストールですが、ZIP版でのインストールの際は上書きインストールでOKなはずです。
P3Dでは「RJSK_RWYLIGHTS.BGL」、Dynamic Lighting試用の場合は「Apron_Lights_tex.BGL」をそれぞれ削除する必要がありますが、Readmeファイルに従ってコピーするファイルはすべて上書きコピーした後に削除するべきファイルを削除するようにしていけば問題ないはずです。
インストーラー版を使用する場合は上書きインストールすると上記の削除するファイルが残ってしまいます。
FSXだと削除するものがないので問題ないかもしれませんが。
上書きインストールの後に上記ファイルを手動で削除してもいいのですが、インストーラーの挙動も1.00とは少々異なっていることもあり、インストーラー版を使用する場合は一度アンインストールしてからインストールし直すことを推奨します。
この次は富山空港をアップデートすることを考えています。