以前こちらの記事でデフォルト空港のQW787用マップデータの作り方の記事を書きました。
今回はアドオン空港でのマップデータの作り方について説明します。

まずはADEを使ったマップデータの作り方ですが、ADEのメニューからFile→Open Airport from BGLを選択します。
すると、ファイルを開くダイアログが開きますので、シーナリーがインストールされているフォルダのsceneryフォルダを開き、AFD(エアポートファシリティデータ)のBGLファイルを開きます。

上の画像は小松の場合ですが、開くファイルは、RJNK_ADEX.bgl になります。
AFDのファイルは、ファイル名にADEやADEXなどが入っていることが多いです。
ただし、CVXが末尾についているファイルは別物だったりします。

どのファイルにAFDが入っているかについては、ファイル名から当たりをつけて、ADEで開いてみて、開けるファイルを探すしかないかと思いますので、地道に探してください。

正しいファイルを開くと、次の画像のようにADE上に空港の情報が表示されます。

あとは、デフォルト空港の時と同様に、Compileを行ってできたXMLファイルのファイル名を空港のICAOコードに変更して、FSXフォルダ\QualityWings\QW787\Navdata\APT Data\ フォルダへ保存するだけですので、前回の記事を参照してください。

ただし、アドオン空港をADEで変換すると、次の画像のように誘導路の表示が崩れることがあります。

これの解決方法がわからなかったので、記事にしていなかったのですが、今試してみたらこの現象再現しないです。
QW787かADE側で対策されてます?

なお、このような現象が発生したときはBgl2Xmlを使うと発生しなくなる場合がある、との情報もありました。
Bgl2Xmlはこちらでダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルを解凍し、Bgl2Xml_GUI.exe を実行すると以下のようなダイアログが開きます。

このダイアログで、Input Bglに変換元のBGLファイルを指定して、Output Xmlに出力するXMLのファイルを指定して「Go」をクリックするとXMLファイルに変換されます。

ADEよりこちらのほうが楽そうな気もしますが、間違ったファイルを変換した場合に、見た目で分かりにくいかもしれません。

誘導路が崩れる現象、今試してみたら発生しなくなっていたのですが、以前に試して発生していた時から私の環境は変わっていない気がするのですが、何が原因で発生しなくなったのかがいまいちわからないです。
この現象について詳細がわかる方がいましたら、知らせていただけると助かります。

ちなみに以前試した感じだと、XMLファイルでTaxiwayPointのindexが連番になっていないときにこの現象が発生すしていたように思います。

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