秋田空港のアプローチライトが完成しました。

秋田空港の滑走路28側のアプローチライトはこのようになっています。

秋田空港のアプローチライトはそこまで目立つ位置ではなく、また、部分的にしか詳細がわからないこともあったりしたので、透過テクスチャを使って作っています。
広島のようにアプローチライトが目立つ場合は3Dオブジェクトで作るというのもありだとは思うのですが、作る手間やフレームレートに影響することなども考慮すると、やはり透過テクスチャで作るのが良いだろうと判断しました。
ただし、すべて透過テクスチャのみで作るのではなく、一部3Dオブジェクトも組み合わせたりして、それっぽく見えるようにしています。

アプローチライトを作る上で一つ問題があります。
FSX/P3Dのアプローチライトのバリエーションに秋田空港のアプローチライトに合致するものが含まれていません。
FSX/P3Dのアプローチライトを使用するとどうしても実際の秋田のアプローチライトより短くなってしまいます。

対策として、小松や富山のSODE版のようにエフェクトを使ってアプローチライトを自作し、SODEでコントロールするということも考えられます。
ただ、この方法だと、反対側からも光が見えてしまうのと、ほかの滑走路のライトと見た目が結構違ってしまうのが不満です。
SCASMを使って細工すれば何とかできるんじゃないか、という気もしますが、SCASMで作ったライトはP3Dだと霧の時にちらついたりと、トラブルが発生します。

結局今回の秋田のアプローチライトは実際より短くすることにしました。
上空からアプローチライトを見るとこのようになります。

実際よりは短くなっていますが、アプローチ中に見える雰囲気は多少短くなっていてもそれほど変わらないだろうということでこのようにしました。
エフェクトは片方からのみ見える方法とか、もう少しほかの滑走路照明に近いものにする方法とか、ありそうな気がしていますので、もう少し納得のいくものが出来たら修正するかもしれません。

夜になるとアプローチライトはこのようになります。

FSXのアプローチライトの光、後ろにオブジェクトがあると表示されなくなる現象が発生したりします。
gmaxで作ったオブジェクトと重なっているため、光が一部なくなっていますが、少し離れた位置から見るとそれほど問題なく見えるかと思います。
実はこの現象はSCASMで作ったライトだと発生しなくなったりします。
今回アプローチライトにSCASMを使うかどうかは少し迷っています。

もう一点問題が発生していて、このようにアプローチライトが一部地面にめり込んでしまいました。

これについては地形を再度修正して地面に埋もれないようにしました。

このように書いてしまうと簡単なのですが、地形の修正は結構な手間がかかりますね。
今まで地形にはほとんど触れずにいたのですが、真面目に地形を作ろうとすると大変だということを実感しました。

滑走路10側もアプローチライトのオブジェクトの設置が完了しました。

これでアプローチライトが完成しましたので、次はILSアンテナなどの空港内の設備を作っていく予定です。

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