ここ数日新たな3DモデリングツールとしてBlenderを試していました。

Blender1

gmaxは結構不具合もあったりして、トラブルも結構多いのです。
Windows 10ではMaterial Navigatorが起動しなくなったりさらにトラブルが増える感じがします。
こういうこともあって、ほかのモデリングツールも検討したほうがいいかなと思っていて、Blenderを試してみることにしました。

FSX向けだとSketchUpを使っている人が多い印象がありますが、私はBlenderをチョイスしました。
理由は、Blenderは完全フリーにもかかわらず、結構高機能でプロ用途でも注目されているというということもありますが、Blender to FSX ToolsetというのがFsdeveloperで公開されているということが大きいです。
Blender to FSX ToolsetをBlenderにインストールすると、BlenderでFSX独特の設定ができたり、Blenderから直接FSXのMDLファイルを出力できるようになるのです。

このようにFSXのテクスチャの設定ができます。
Blender3

MDLファイルの出力もこの通り。
Blender2

次回作の大分空港については製作を開始しました。
といっても、まだモデリングに入る前の準備が完了した程度なのですが。

ここで、Blenderで大分空港の管制塔をモデリングしてみました。
Blender4

慣れないソフトでのモデリングになるので、あまり複雑でない管制塔で試してみました。
Blenderの使い方をネットで調べながらの作業なのでこれだけ作るのにも結構時間がかかりました。
Blenderはオブジェクトの選択が右クリックだったり、視点の移動がマウスホイールを押したままドラッグするなど、操作性にかなり癖がある印象があります。

この管制塔をMDL形式で出力してModelConverterXで表示してみたところこのようになりました。
MCX1
なぜかタワーがなくなってしまいました。

試しに.Xファイルで出力したものをMCXで表示してみるとこのようになりました。
MCX2

今度は正しく表示されているように見えますが、タワーの部分は複数のオブジェクトで作っているのですが、.Xファイルで出力したものはなぜか1つのオブジェクトになっていました。

この辺の原因をもう少し見極める必要があるかなぁと思っています。
もし使えるようであれば、本格的にBlenderでモデリングするということも考えていきたいです。
といってもgmaxは手放すことはできないと思いますが、gmaxのイライラが少しでも解消できればいいのではないかと思っています。

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