秋田空港は次はアプローチライトを作る予定でしたが、以前から作ってみたいと思っていたこんなものを作っていました。

FlytampaのBostonなどにあるような、誘導路の雪を再現できないかと試してみましたが、なかなかきれいなテクスチャを作るのが難しく、理想通りにはいかないなぁ、という感じがします。
逆に言えば、テクスチャさえできれば、何とかできるかもしれません。
この辺りは今後の課題ですかね。

エプロンにも雪のテクスチャを配置しています。

こちらの誘導路とエプロンの雪の模様はグランドポリゴンで作っていますので、グランドポリゴンの季節ごとにテクスチャを変化させる機能を使って冬にのみ表示するようにしています。
といっても、グランドポリゴンに特定の季節のみに表示させるような機能はないので、冬以外の季節はテクスチャのアルファチャンネルの設定により透過させることで見えなくしています。

誘導路の雪のポリゴンを作ったら、小松の時に試してボツにした3Dの雪も試したくなり、作ってみました。

このような感じで3Dオブジェクトで雪を作っていくのですが、全体に敷き詰めるとなると、それなりに手間がかかりました。

小松の時の反省として、雪の厚さが薄いとほとんど3Dになっていることがわからなかったり、ちらつきの発生の原因にもなったりすることがわかっていたので、ある程度厚く雪を積もらせています。
雪の厚みはだいたい70cm、多いところで1mとしています。

ただ、雪を厚くすると、誘導路の標識などが雪に埋もれてしまいます。
そこで、誘導路の標識などがある部分については雪を薄くするように成形しました。

秋田空港がどのくらい雪が積もるのかわからなかったので、冬の秋田空港の画像を探してみましたが、今回作った雪とそれほど変わらないくらいの雪が積もっている写真が見つかったりしています。
また、同じページで誘導路標識の周囲の雪が低く整えられているような写真もあったので、現実とそう遠くはないものになっているんじゃないかと思っています。

さらに建物の屋根にも雪を配置してみました。

建物の屋根は形が複雑なので、屋根の形に合わせて雪を配置するのは、結構大変でした。
次回以降のシーナリーではあんまりやりたくないかも。

この3Dの雪はSODEで冬のみに出現するようにします。
SODEのオブジェクトはシーナリーの複雑さの設定によらず常に表示されます。
このため、設定を下げた時に非表示になる建物の屋根に雪を配置すると、建物がないのに屋根の上の雪が空中に浮いている、というようなことが発生していしまいます。
このような問題を避けるために、最低設定でも表示される建物にしか雪は配置できません。

まだどのような複雑さの設定で、どのような建物を表示させるかは決まっていませんが、ターミナルは最低の非常に簡素の状態でも表示させるだろう、ということでターミナルの屋根に雪を配置しています。
あと、管制塔も最低設定で表示させようかと思い、管制塔にも雪を配置しました。

今回の秋田空港での季節は、デフォルトシーナリーでの季節設定に合わせて、冬が12月~3月に設定しています。
今回作った雪は冬の間ずっと出現させてもいいのですが、冬の初めや終わりではそれほど雪のない時期もあってもいいんじゃないか、という気がしましたので、少しだけずらして、12月~2月に出現するようにしてみました。
私の個人的な意見なのですが、12月はやはり冬のイメージで、3月はもう春のイメージなので、このような設定にしてみたのですが、秋田だと3月でもまだ雪が積もっていたりするんでしょうか?
まぁ、このあたりの設定は後から変更するかもしれません。

最後にFSXでの画像を載せておきます。

静止画にしてしまうと少しわかりづらいですね。
あと、建物の屋根は雪がある建物と雪がない建物が混在しているのが少し気になるようにも思いますが、今回の秋田空港にはこちらの雪を同梱予定です。

次は今度こそアプローチライトに着手する予定です。

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