GW中は函館空港を修正していました。
函館空港はデフォルトの管制塔が表示されたままになり、管制塔がダブってしまうとの報告がありました。
こちらの現象も私の環境では発生していなかったのですが、ADEで設置されたExclusionがタワーの位置とずれているように思われたため、Exclusionを設置しなおすことで修正しました。
また、函館空港についてもP3D v5で使用するとデフォルトの建物が出現してしまいます。
このため、デフォルトの建物を削除してP3D v5に対応させています。
さらに、JetwayをSODEのJetwayに変更しました。
これにより2本のJetwayを接続可能となりました。
こちらのタイプのJetwayは側面のガラスを透明にしてモデルから作り直しています。
国際線ターミナル側のJetwayも現実のものと少し違っているように思われたため、こちらのJetwayもモデルから修正が必要となりました。
なお、SODE不要で使用したい方のために、Ctrl-Jで動かすタイプのJetwayも今回のものに合わせて作り直しています。
ただ、前方のJetwayはかなり短く、接続しようとすると届かなかったり、途中でちぎれたりといったことが多発するかと思いましたので、これまでの通り後方のJetwayが動く仕様にしています。
また、SODEを導入したため、吹き流しも秋田や小松などと同じタイプのものに変更し、レーダーアンテナの土台の季節の変化もSODEで行うことでP3Dでも表示できるようにしています。
あと、以前から気になっていたのですが、P3Dで使用するとガラスがかなり透明度が高くなってしまい、あまりガラスっぽくなくなってしまっていました。
これを修正し、P3Dではガラスの透明度を落とすようにしました。
夜もガラスの透明度が低いせいでやたらと室内が明るくなっていたのですが、ガラスの透明度を落とすことで室内の明るさも落とすことができました。
一方で修正後の同じデータをP3D v5で使用すると昼間は同じようにガラスの透明度は落ちたのですが、夜の室内はかなり明るく表示されてしまいました。
現実でも昼間はガラスの奥の室内はほとんど見えなくても、夜に明かりがつくと室内がよく見える、ということはありますが、このような効果を狙っているのでしょうか?
P3D v5では透明度の低いガラスがあっても、奥のものにナイトイルミネーションのテクスチャが設定されていると明るく表示されるようです。
仕方がないので、P3D v5向けにはテクスチャで明るさを落とすように調整しました。
このため、函館空港はFSX用・P3D v2~v4用・P3D v5用でファイル構成が異なることになりました。
手動でインストールするとちょっと面倒ですが、インストーラーでは自動でインストールできるようにしています。
P3D v4で使用したときの室内が少し暗くなりすぎたかな、という気もしますが、ガラスの透明度を落とすとテクスチャで明るい方向に調整することが難しくなるため、昼間の見た目とのトレードオフになるのかもしれません。
あとは、上の画像でもわかると思いますが、P3D v4・v5向けにはDynamic Lightingのエプロン照明を設置しました。
こちらの画像はP3D v5になりますが、P3D v5ではDynamic Lightingの表現もv4と変わっていて、かなりオレンジがかった色になっているように思います。
他にも、誘導路照明のテクスチャや、そのほかにもテクスチャを一部修正したり、ターミナルの室内を修正していた時に、テクスチャのマッピングや割り当てが正しくない部分が見つかって修正したりと、細かい修正をいろいろと加えています。
今回の函館空港のアップデート版、一応完成してはいるのですが、この次に大分空港が細かい修正のみになりそうなので、大分空港と同時の公開を予定しています。