久しぶりに秋田空港の状況です。

ここのところアスファルトなどの舗装面のグランドポリゴンを作っていました。

このような感じで、gmaxで舗装されている部分をひたすら平面で埋めていく作業をやっていきます。
単純な形の部分だけならいいのですが、入り組んだ部分があるとこの作業がかなり手間がかかってしまいます。

今回の秋田空港は管制塔の周辺や分屯基地の周辺など、結構入り組んでいて予想以上に手間がかかってしまいました。
今回は全部で200ちょっとのオブジェクトを配置しました。
とはいってもやはり小松と比べると大したことなくて、オブジェクト数も半分以下ですかね。

gmaxでポリゴンの配置が終わったら、テクスチャを適用して、MCXのグランドポリゴンウィザードでBGLに書き出しすればOKです。
で、実際にFSXに読み込んでみたのですが、、

こんな感じで、小松の時に悩まされたちらつきが発生してしまっています。
静止画で見るとそれほど大したちらつきじゃないようにも見えるかもしれませんが、実際動いているとグランドポリゴン全体が結構激しくちらついて、かなり鬱陶しいです。

この現象、どういう条件で発生するかがよくわからないです。
グランドポリゴンがある程度以上複雑になると発生したりするんでしょうか?
配置レイヤによって発生状況は変わるようで、少しレイヤをずらすとちらつきが収まることもあるようです。

配置するレイヤを思いっきり高いレイヤに設定すると、ちらつきはなくなりました。

レイヤをあまり高くすると、SCASMで配置した滑走路証明がグランドポリゴンで隠れてしまうので、SCASMとちらつきが発生しないレイヤの構成がかなり限られてしまうので、小松の際は配置するレイヤを決めるのにかなり苦労しました。

ただし、SCASMを考慮しないといけないのは滑走路のみなので、今回は滑走路以外の部分のグランドポリゴンは16以上の高いレイヤに配置して、滑走路部分のみ別のレイヤ構成を検討しようかと思っています。

あと、デフォルトの誘導路などのテクスチャが見えてしまっています。
この現象もグランドポリゴンのレイヤを高くすると収まっているように見えますが、完全になくなっているわけではないので、修正が必要です。
これはDirectX10モード時に発生する現象で、毎回起きている現象なので、解決方法はわかっています。
これについては今後修正していきます。

あと、もう一つ問題があって、以下の画像のように、地形の凹凸のために、舗装面が分断されたり、地面に埋もれたりしている部分が発生しています。

これについては今後地形の修正が必要になります。

まだ少し問題はありますが、とりあえず舗装面のグランドポリゴンは完成し、このようになっています。

次は路面のマーキングを作っていく予定です。
並行してAFCAD上での誘導路を修正したり、デフォルトの誘導路がちらつく問題を解消したりといったことも行っていきます。

舗装面で苦労したということは、路面のマーキングもそれなりに手間がかかりそうなので、先が思いやられますが、地道に製作を続けていく所存です。

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