富山空港のVer.1.10を公開しました。
以下に修正内容を紹介します。
今回一番気になっていたのが、P3DでSODE版を使うと、SODEオブジェクトと接触判定され、クラッシュしてしまうという問題です。
SODEのオブジェクトはNoCrash設定にしましたので、この修正によってクラッシュは発生しなくなっているかと思います。
次に、小松でSODE Jetwayの評判が良かったので、富山のSODE版もJetwayはSODE Jetwayに変更しました。
ここでちょっと迷ったのが2番スポットのJetwayです。
2番スポットでは右側扉にボーディングブリッジが接続されるはずなので、先日ブログに書いた方法でaircraft.cfgファイルに右側の扉をExitsセクションに追加して試してみたのですが、SODEには右側の扉は認識されていないようで、接続することはできませんでした。
結局1番スポットに2つのJetwayを設置する形にしました。
片方は21番スポット用にしようかとも思ったのですが、同じStandのJetwayでないと、2本のJetwayを接続することができないので両方1番スポット用となっています。
21番スポットに駐機したときにこのように2本のJetwayを接続することができます。
ただし、SODEのメニューでは1番ゲートを選択する必要があります。
GSXで21番スポットを使うと、21番スポット用のJetwayがないため、GSXからJetwayを操作することはできません。
あと、上の画像で21番スポットのラインはもう少し前方まで伸びていますが、あまり前方に停めるとJetwayが届かなくなります。
上の画像の位置あたりが限界のようです。
ただ、この画像では2本のブリッジが接触してしまっています。
1番スポットで実際に2本接続することってあるのでしょうか?
もう少し後方に機体があると接触せずに接続することも可能なようです。
あと、SODE版で、アプローチライトのテクスチャがおかしなことになっていたので修正しました。
これは、アップデートでCGLを追加したときに、既存テクスチャで空いている部分を使ってCGLのテクスチャを作ったつもりだったのですが、SODE版ではアプローチライトで使っている部分に割り当ててしまったようです。
なお、今回のバージョンからSODE版はおまけ扱いではなく、通常のシーナリーの扱いとなっています。
以上はSODE版のみの変更内容ですが、これ以降は通常版・SODE版共通での修正内容です。
まず、季節の設定を小松と同様に変更しています。
11月で雪景色になるのは少し早いと思っていたのと、小松とかなり近いにもかかわらず季節が違うというのもどうかと思いましたので修正しました。
次に半透明のガラスで発生するちらつきを解消しています。
これは動画で見ないとわからないかと思いますので、YouTubeにアップしてみました。
駐機した位置だと近くにボーディングブリッジがありますので、結構目立って鬱陶しかったんですよね。
完全に解消できてない部分もあったりしますが、ほぼ気にならないレベルにはなっているかと思います。
次にスロープ部の路面マーキングのテクスチャを高解像度化しました。
目立たない部分であれば、解像度の低いテクスチャでもいいのですが、この部分は空港内からも結構目立つので、かなりギザギザのテクスチャなのが気になっていました。
最後に函館と同様に、滑走路距離灯(RDML)の書体を変更しています。
今回の修正内容は以上です。
富山空港のページにてダウンロードできます。
インストールは上書きインストールでもOKなはずです。
SODE版は一部不要になったテクスチャを削除したりしていますが、残っていても特に問題はありません。
不要なものが残るのが気になる方は、SODE版のシーナリーのフォルダ(FSSA_TOYAMA_RJNT_SODE)を削除してからインストールしてください。
他の空港も修正したいところはあるのですが、細かい内容になりそうなので、後回しにして、この後は次回作に着手しようと思っています。
次回作は秋田空港の予定です。
秋田空港については、航空自衛隊の秋田分屯基地の周辺の資料があるかが不安であることを書きましたが、@Ken_F15Jさんより昨年の空の日イベントでの写真を提供していただきました。
ありがたく使わせていただきます。
他の部分の資料についてはまだ集めていなくて、ちゃんと資料が集まるか不安な部分もまだありますので、ほかにも資料の提供に協力いただける方がいらっしゃいましたら、まだまだ募集しています。