本日以下の2種類のシーナリーをアップデートしました。

まずひとつ目がSODE Jetway for FSAC羽田2。

こちらはRjtt2_adex_tb.bglファイルを羽田2のVer1.03に準拠したものに変更しました。
SODE Jetwayリリース時にはすでに1.03が公開されていたのですが、私がまだアップデートできていなくて、実際にアップデートして確認してみたら少し修正が行われていたようなので更新しました。
その他は特に変更はありませんので、アップデートの際はRjtt2_adex_tb.bglファイルのみを更新すればOKです。

もうひとつのアップデートが富山空港 SODE版です。

こちらは最新版のSODEを使うと土手や木が正しく表示されない現象が発生していました。
この不具合、SODEの1.6.0以降で発生していたようなのですが、私が最近ほとんどフライトできていない状態だったので、気づいていませんでした。

いろいろと確認していると、何故か夏だけは土手も木も表示されているようでした。
SODEのログファイルなどを確認しつつ原因を探ってみて、原因が判明しました。

土手や木はこのような感じで、SimObjectのmodelフォルダにMDLファイルを入れて、それぞれの季節ごとのテクスチャをフォルダで分けています。

これで、sim.cfgファイルを次のように記述して、それぞれの季節ごとのバリエーションを定義しています。

この時に、MDLを格納するフォルダ名が”model”のみで、sim.cfgがmodel=””、となっている場合、何故か先頭の[fltsim.0]のものしか正しく認識されないという現象が発生しているようです。
modelフォルダを”model.XXX”というような名前の付け方にするとこの問題を回避できることが判明しました。

これって、私の作り方の問題ではなく、SODE側のバグのように思えるのですが、どうなんでしょう?
ひとつのフォルダに複数のオブジェクトを入れようとするとどうしても”model.XXX”といったフォルダ名にせざるを得なくなりますので、このような作り方をされているシーナリーがあまりなくて、気づかれていないのかもしれません。

富山空港の土手と木については、modelフォルダの名前を変更するとともに、オブジェクトごとにフォルダが分かれていて、富山空港用のオブジェクトだけで6つのフォルダがあるのがあまりよろしくないと思っていたので、これらをひとつのフォルダにまとめるように変更しました。

この修正の結果、このように夏以外の季節でもばっちり土手が表示されるようになりました。

複数あったフォルダを削除してひとつにまとめているため、アップデートの際、上書きでインストールすると同名のSimObjectが別のフォルダに複数存在してしまうことになりますので、トラブルが発生する可能性があります。
このため上書きでのインストールは不可です。

ZIP版でインストールの場合は、C:\ProgramData\12bPilot\SODE\SimObjectsフォルダにある、FSSA_RJNTで始まる名前の6つのフォルダを削除して、最新版のFSSA_RJNTフォルダをコピーしてください。
SODEのSimObjectフォルダ以外は変更していないので、そのほかのファイルは変更不要なはずです。

インストーラー版を使用の場合は、アンインストーラーを実行してから、最新版のインストーラーを実行すればOKなはずですが、念のためアンインストーラー実行後にC:\ProgramData\12bPilot\SODE\SimObjectsフォルダからFSSA_RJNTで始まる名前のフォルダがすべて削除されていることを確認したほうがいいかもしれません。

ダウンロードはそれぞれのページから。
SODE Jetway for FSAC羽田2ダウンロードページ
富山空港ダウンロードページ

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